2008-05-04

教会

私の研究では"あるもの"が消えたり消えなかったりが非常に重要になる。代○幾○学ではたいてい消える方が物事がシンプルになるので有り難がられる。わたしの研究ではこれが全く逆だ。つまり消えない方が有難い。消えないことを示す為に、まるで綱渡りのような計算をする。全ての方向で"あるもの"が消えてしまうと次のステップに進むしかない。いずれかのステップで消えないことがわかれば良いのだが、それはまるで暗闇を手探りで進む感覚に似ている。想像力をたくましくして消えない方向を探すのだが、かなりマニアックな世界かもしれない!?

朝10時過ぎに家を出てLineの教会に出席する。前回参加したのはちょうど2週間前で今回は2回目の参加。教会は毎週日曜午前11時から開かれる。牧師さんは以前ご家族で神戸三宮に住んでおられたこともありとても親日的な方。今回も前回と同様に大歓迎を受けた。いつでも好きな時に来なさいと仰って頂いている。参加する度に英語に翻訳をして下さる方がおられ、その方の同時通訳(!)のおかげで私にも牧師さんのお説教の内容が理解できる。お勤めのあとはコーヒーとケーキが用意され、実はこのお茶の時間がとても楽しい。この時間のおかげで知り合いが少しずつ増えている。来週は「confirmation」という儀式が行われる。生まれてまもなく洗礼を受けた子供が15歳になってから、自らの意志でキリスト教を続ける事を確認する儀式だ。私も誘われていて、見学させて頂く予定である。

教会の後、一緒に参加した女の子達と一緒にオペラハウスを見に行った。洗練されたデザインの建築物で4月に完成したばかり。実にユニークな作りになっていて、屋根の上を人々が散歩できるようになっている。オスロの新しい観光スポットとして誕生した。海に臨んで建っており、絶好の見晴らしだ。内部の建築も趣向を凝らしてあって、ずっと見ていても飽きない。オペラや劇場というと子供にはあまり縁のなさそうな場所だが、このオペラハウスはそのデザインの範囲で子供たちに遊び場を多く提供していた。なんと斬新なアイデアだろう。

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