2008-05-15

日本語環境設定

パソコンは日本から持ってきたラップトップを使用している。こちらに来る前に良く使う論文やノートは全てパソコンに入れ、一応どこでも研究が出きるように準備してきた。到着後もすぐに日本語でメールを読み書きし、必要な情報を取得できた。パソコンのおかげで海外での生活や研究は大変便利になった訳だが、逆に一台しかないこのパソコンが壊れると一巻の終わりとも言える。家でも大学でもフルに使うので常にリュックに入れて持ち運んでいるが、通勤中背中が重くてしょうがない。研究室にはLinux box (Red Hat Linux Ver.8)があるが日本語環境が整っていない為に使っていなかった。最初からブラウザで日本語が読めているので少なくとも日本語フォントは入っているようだし、ちょっと設定すれば案外使えるかもしれない。

rpmによるインストールができれば簡単だけど、管理者権限が無いためにすべてtarボールから展開してお決まりのmake, make installの手順を踏む。(以前計算機管理者の方に「日本語読み書きしたいんですけど...」ってそれとなく聞いてみたが、時間があれば対応します的な返事が帰って来た。)まずはemacs上で日本語の読み書きが出来るようにanthyのインストールを試す。configureスクリプトでprefixをホームに指定するだけですんなり入った。これなら案外簡単かもしれない。続けてMew, Yatex, Adobe Reader(日本語版)などを入れ、メール、TeX、日本語pdfの印刷などができるようになった。これまで日本語pdfの印刷は自マシンで一旦postscriptに変換→大学のサーバに転送→印刷というめんどくさい手順を踏んでいたのでこれで少し楽になる。Mewもオスロ大学のimapサーバーから取得できるように設定。日本語rxvt, 日本語less, ebviewなども入れ快適になった。最後にuim-anthyでハマった。configureスクリプトを普通に走らせてもanthyの存在を認識してくれない。LIBS, INCLUDES, CPPFLAGSなどの環境変数を指定してから走らせれば良いという情報をネットから得てなんとかanthyを認識してもらう。makeも無事通ってuim-toolbar-gtk-systrayが起動し、anthyがメニューに現れ喜んだのも束の間、なんと選択する事ができない!anthyがうまく入っていないのかと思ってuim-primeも試したがやはり選択できず。.xsessionの設定も出来ているし何が悪いのかさっぱり分からない。ブラウザ上での日本語入力が出来ないので不便。rsyncで自マシン(debian)のデータを大学のマシンのものに同期できるようにしたし、これで明日から重いパソコンを持ち歩かずに済む(^^)。

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