2008-09-02

開学記念日

昼ご飯をChristianと一緒に食べる約束だったので、昼前くらいに大学についた。程なくして彼が現れたので、並んで大学の食堂に向かった。一般に身長の高いノルウェー人の中でも、彼はずば抜けて背が高い(190cm)。私と並ぶとちょうど頭一個分違う。北欧にはスタイルの良い人が多いとは聞いていたけど、本当だった。彼がスーツを着ているのを一度見たことがあるが、足の長さ(!)にびっくりしたのを覚えている。

今日はオスロ大学の開学記念日。開学記念日にはBlindernキャンパスの広場にテントが現れ、無料のケーキが振る舞われる。日本だと開学記念日には授業が無いのが普通だが、授業は普通にある。広場には開学以来の歴史について紹介する写真が展示され、彼が一緒だったのでいろいろ説明してもらった。食事を済ませ、デザートにケーキを頂こうと広場に戻ったら、既に無くなっていた。

彼は以前にも増して私のオフィスを良く訪ねてくるようになった。会う度に質問をされるので、次は一体何を聞かれるか?といつもドキドキしている(笑)。今の所はしばらく考えて答えがみつかる程度だけど、そのうち私の手に負えない質問が来るかも。指導教官以外に、質問出来る相手がいるというのは重要な事だ。指導教官にはなんとなく気が引けて尋ねにくいような事も、ちょっと上の先輩や良くできる後輩(^^)になら遠慮なく聞くことが出来る。私も名古屋で学生だった頃、2・3個上の先輩が居たので良く質問させて頂いた。京都では同分野の"若手"研究者がたくさん居たので、とても心強かった。こちらには代○幾○学を専攻している博士課程以上の若い人があまり居ない。日本(というか京都が特別?)だったら尋ねる相手に不自由しないけど、こちらではちょっとだけ不自由である。その分私にお鉢が回ってきているということかもしれない。今までいろんな方にお世話になった。今度は質問される側になって役立ちたい。

0 件のコメント: